BE WILD (2)
(2015.4.8 facebookより)
わさび捜索チラシ作成
わさびがいなくなったこと、フェイスブックへの投稿は、ちょっと躊躇しました。
なぜなら、同じような体験をした人や、なぜか知らないけれど猫に異常な親密感を感じる人々(私も)には、
感情的にも影響があるかなと思ったりしたので。
しかし、自分なりの折り合いをつけているものの、心のこもったコメントやメッセージをいただくと、
とても安心した気持ちになります。本当にみなさんありがとう。
書き始めたからには、気にしてくださっている人もいるので、
ぼつぼつ自分の心境の変化なども書いていきます。
ネコは人間界と自然界をつなぐものだというのは、わさびを見てそう思ったことがあります。
今朝は母から電話があって、気になる場所があるから見てきたらいいと言われました。
わさびが出かけた日は、母も裏磐梯に来ていたので、気にしていたようです。
というわけで、お散歩に出かけることにしました。まだ曇っていて寒かったけれど、
昨日よりはましになっていたので、カメラを片手に出かけてみました。
気になる建物は管理人さんが出かけていたので、ひとまわりしてからまた寄ることに。
近くの沼に行ってみたら水面がだいぶ出て来ていました。
そのわきに別荘が何棟か立っているので、奥まで行ってみると、
何かがちょろちょろっと…。鳥かと思ったらリスでした。
あんなの見つけたら、わさびなら猛ダッシュで追いかけるに違いないと思いました。
そして、空いている別荘や小屋がたくさんあるので、待機場所はいくらでもある。
足元を見たり風景を見ると、裏磐梯の遅い春が近づいていることもわかります。
陽が出てくると鳥たちもにぎやかになってきます。
前にも何度かあるけれど、わさびを探しに行くときは、さぞや重い気分になるのだろうな…と思うのですが、
裏磐梯の自然があまりにも素晴らしすぎて、いつもウキウキした気持ちになります。
あいつもぜったいウキウキして出かけたに違いないと思うのです。
帰る道すがら、また、気になる建物によって管理人さんはまだ不在でした。
歩いていると近所の人たちが何人か外にいたので、
わさびがいなくなったことを話、見つけたら連絡をくださるとのこと。
見つかるかどうかはわからないけれど、話して事情をわかってもらっただけで、心強い感じがしました。
うちの周りの家はみなさん小屋や納屋を持っているので、
もしかすると閉じ込められている可能性も無きにしも非ずと思い、
チラシを作って周辺に配ってみようかなと思い、
早速つくって配布してきました。
つくっている時も、わさびの特徴がわかる写真を探したり、
ちょっと楽しい気持ちになっている自分が不思議です。
昨日は、もりぞうさんが、こんなことを言っていました。
「わさびを探して戻ってきたら、必ず、こびっとハウスに寄って、
いないかどうか呼んでみるけど、それを繰り返していると、
こびっとハウスが悲しい場所になりそうだなと思ったので、中に入ってみた。 そしたら、屋根裏に登ってテンションあがりまくっていたわさびを思い出したら笑っちゃったんだよね」と。
こびっとハウスが持っている力なのかなとも思ったけど、
わさび自体も笑えるキャラなので、チラシをつくっている時も、なんだか笑っちゃうのでした。