スギ
スギ
Cryptomeria japonica
ヒノキ科スギ亜科スギ属
常緑針葉樹
先日、友人がホメオパシーを自分でつくってみたいから、
スギ花粉が欲しいというので、敷地の杉の花粉を採取しに行った。
敷地の杉は、我が家のサンクチュアリの中心になっている。
サンクチュアリは、精霊たちがくつろぐ場所なので、
人間が入ったり、手をかけない場所にしているので、
あまり、ちかくでまじまじと見たことがなかった。
せっかくなので、観察しながら写真を撮ってみた。
●雄花と雌花
雄花の数が圧倒的に多い。
驚いたのは、雌花のとがった先が光っていて、
よく見ると樹液がついていたこと!!!
たまたまか?と思って他を見ても同様だった。
この、花を少し分解してみると、
奥の方に光る樹液があった。
針葉樹の良い香りがする。
雄花はどうかと思い、分解してみたら、
これも、良い香りがした。
葉っぱごとエタノールに浸けて香りを抽出してみた。
●葉
スパイラルについていて、トゲトゲしている。
一定のリズムで葉の長さが変わっている
●樹形
植林地ではなく、自然に生えたものは、
枝が広がり、どっしりとした樹形になる。
これは、昨年2015年の4月に遠くから観察して書いた絵。
その時のお杉さんからのメッセージ。
「この場所は気に入っている。
いつも写真を撮ってくれてうれしい。
鳥の声、薪を割る音、いろいろ感じている」
と言っていました。
この形状が、テントチを繋ぐ力強く暖かく
人間を見守っていて、
高次のものが宿っている風格がある。
上に向かう風・火のちからと、
下へ向かう水と土の力の均衡。
植物には宇宙のリズムが隠されている
エレメントを天に還している。または、外に放出している。
●その他感じた事
一年中緑で、周りの植物たちの周期的リズムを感じている
太陽の光を葉っぱで受け止め、冬でもそれを地上に伝達している。
●花粉症について
Qおすぎさんのせいにされていて遺憾ではないか?
A花粉症は人によってなる、ならないがあり、また治る、治らないがあるので、
人がいろいろと考える機会になっていいんだ。
●インスピレーション
チクチクトゲトゲ・・・攻撃性、原始的な生きる力
サバイバル
自分のスペースの確保・・・張ってる枝
シャドーになっているところをツンツンする感じ
場を保護する優しい感じ
エネルギー:リラックスしつつ、守る、形はしっかり
●「スギ」の名称はまっすぐの木という意味で「直木(スグキ)」、上に進む木という意味で「進木(ススギ)」
から来ている、という説がある。私的には、上に進む、という意味が良い気がします。魂の方向に進むということで。
●日本の固有種らしい。詳細はウィキペディア参照。
日本の固有種として建材に使われたり、神社にも植えられてご神木が多いにもかかわらず、花粉症の原因として、
今では嫌われている。杉の存在を考えることは、日本や日本人について考えることにもなったりするのかと思う。
スギ花粉症は、日本国民に与えられたものだとすると、あらゆる観点から、杉との付き合い方を考えてみた方が
いいのではないかという気がします。
●カラマツなどは根が浅いため強風で倒れたりしているが、スギは根が深いらしく、大地ともしっかり繋がっている。
下に向かう力と、上に向かう力がバランスしている。
◆まとめ
私の印象としては、うちのおすぎさんは、とても優しい感じで、上下のバランスがとても良い感じでした。雌花に出る樹液は花粉をキャッチするためなのか、抗菌作用を活用して何かから守るためなのか、興味深いです。
もっとスギのことを知り、確認し、花粉症対策を考えてみたいものです!