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草アート
- earthspiraljp
- 2016年6月23日
- 読了時間: 2分
最近、草で鳥の巣をつくっている。 いや、鳥の巣ではなく、籠をつくろうと思ってやってみたら、 結果的に鳥の巣のようになったというだけ。
なぜ、鳥の巣っぽいかというと、1種類の草ではなく、 あるものを片っ端から使っているからだと思う。
無心になって、片っ端から、そこに在る草を使って編む。
デザインなどは特に考えていない。 とにかく、あるものでやるのだ。 そして、何がなんでも、途中で放り出さず、 籠になるまでやる。 室内ではなく外でやる。
草刈りをした草がもったいないのと、 ずっと、何かを編むことをしたいと思い、 後回しになっていたので、 とりあえす、やってみることにした。
不揃いのもので編むことは、意外にというか、 案の定、難しく、無謀なことをしたのだけれど、 結果、これが楽しいということもわかった。
生のものでつくるので、 作ったものはもちろん、だんだん乾燥していく。 お花はしぼんで茶色くなったりする。 それがいいのだ。 生命力を放出し、最後には枯草となる。
いちおう籠状になっているので、 何か入れるものには、そのまま使える。 時が来れば、土に戻す。 そして、また創る。
慣れてくると、雑念が入るので、 それはなんか心地よくない。
いつも新鮮な気持ちでやるって言うのは、 なかなか難しいものだ。
いわんや、作品をつくるぞ、とか、 夢にも思ってはいけない。
やっぱり鳥のように、 在るものから必要なものを集めて、 つくるのだ。
鳥と違うところは、 これは何に使う目的がない というところ。 人間は自由だ。