自然界の存在たち
今年は2週間ぐらい季節が早く進んでいる。雪が溶けたと思ったら、あっという間に初夏の陽気です。
畑の方はバイオダイナミック農法の種まきカレンダーをできるだけ参考にしてやろうと思っているのですが、
季節が早く移り変わって、焦ってしまいます。
畑の具体的なことは、また別なブログに書くとして、こちらには、自然界の存在、ディーバやネイチャースピリットのことを書きます。
畑や庭仕事をする際には、自然界にいる存在と協働しておこなう、というのを、今年は、もうちょっときちんとやろうと思い、少しづつ整えてきた畑の入り口の場所に、自然界の存在と向き合える場所を一つ作りました。
そこには、ホームセンターで買ったのですが、ノームとかたつむりくんの置物を置いてみました。ノームは土のエレメントなので、他にも、風、火、水のエレメントを象徴するものが欲しいと考えました。
メディスンホイールをつくって、四大エレメントが感じられるようにすればいいかなと。どうせなら、風の精霊のためには、鳥の羽を使ってみようと考えていました。春先に猪苗代湖の湖畔に流れ着いていた、水鳥の羽がたくさんあるので、それを使うつもりでした。そうしたら、くるみがなんと、この辺では珍しい、キセキレイをつかまえてきてしまったのです…。
林の片隅に埋葬してあげたのですが、その時に、メディスンホイールに使うように、羽を少しいただきました。鳥はとても軽いのですが、羽をいただいてお礼を言ったら、重さが増したような感じがしました。魂が抜けて、完全に地にゆだねられる物質になったのかなと思いました。
畑仕事やら何やら、やることがたくさんあって、数日間後回しになっていたのですが、やると決めたことは精霊たちとの約束ですから、ちゃんとやらねばと思い、今日、つくることにしました。
昨年秋にとった蔓からちょうど良さそうなものを選び、十字に紐をつけていきます。そして、羽が下げられるような細工をします。羽はちょっとした空気の動きで飛んでしまうほど繊細です。
羽と糸をとめるのに、フローライトのビーズを選んでつけました。優しい色で、黄色の柔らかい羽に良く合います。フローライトは水のエレメントとも関係するような気がしました。
偶然ですが、つけてみたら羽が向き合って天使のような形になりました。黄色は光の象徴でもあり、風のエレメントをシンボルとするのにとても良いと思いました。キセキレイの命に感謝の意をささげたいと思います。
予定の場所に飾ろうと思ってドアを開けたら、ちょうど、蝶々がヒラヒラと飛んできました。名前がわからないけれど、白くて軽やかに飛ぶ、美しい蝶です。蝶は火のエレメントと関係するところから、これでちょうど4つのエレメントがそろうと思いました。
蝶は、メディスンホイールを吊るそうと思っていたアキグミの木の花の蜜を吸いに来たようでした。ずっと花について吸っているのですが、写真を撮ると、葉っぱにフォーカスがあたってしま
い、なかなかうまく撮れずにいました。するぞ、近くにやってきて、またヒラヒラと飛びはじめて、とても写真がとりやすいところに来てくれました。不思議ですが、蝶やトンボは、「写真を撮りたいだけなので、何も危害は加えませんので撮らせてください」とちゃんと伝えると、じっとしてくれます。時々、気忙しく見向きもしてくれないものもいますが^^;
これで、朝のお祈りや瞑想がしやすくなり、ほっと一息です。