キンミズヒキ
キンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属 多年草)
Agrimonia pilosa
春になると折りたたまれた羽のような葉が地面から顔を出す。おいしそうだけれど、食べるととても苦い^^; しばらくはが茂る時期が続き、暑くなってくると花芽をつけはじめる。花芽がついたと思ったら、じっと葉を茂らせていた時期は、この瞬間に向けてじっとエネルギーを蓄えていたんだなと思うぐらいのスピードでどんどん伸びていく。そして花穂にかわいらしい黄色い花を付け始める。つぼみは花茎にらせん状についていて、下からひとつづつ咲いていく。咲き終わると種に成長していく。
薬草としては下痢、湿疹、口内炎などに使用されるという記述がある。
西洋キンミズヒキ(アグリモニー)はバッチフラワーエッセンスとして使用されているほか、ハーブ療法としては、収斂作用と苦味強壮作用があることから、消化器系に収斂作用が必要な時(下痢など)に有用。
(参考文献:『薬になる植物図鑑』『ホリスティックハーブ医学』
幾何学的考察
花はバラ科の特徴である花弁が五枚。5に関連する五芒星形は人間を象徴している。その花がらせん状に順番に花開いていく姿は、人間の魂が一つ一つの生において、十全に魂を地上にて表現し、先端に達することで解脱し、次の段階に行く姿を象徴しているように思われる。
種は動物や人間いついて移動するに任せ、未知なる場所でまた新しい生を送る。葉は天使の羽のように広がる。種が人にくっついて移動することや、葉が羽を広げたように花が咲いていく姿を見守っているように見えるところから、守護された中で新しい変化を楽しんでいる様子が感じられる。
エネルギー的な体験
背骨が自然なカーブを描けるように柔軟に立つことをサポート。腹部の辺りが暖かくリラックスするような感じ。