生と死のはざまの季節
裏磐梯の紅葉はほぼ終わりました。 葉が落ちると現れる樹木の幹は、 あたかも骨格がさらけ出されるようですが、 それはそれで、立ち並ぶ姿が美しいです。
秋は夏から冬へ向かう収束の時期で、 その時期の光は一日中、夕暮れの光のようで、 その光に紅葉はさらに映えるのでした。
冬はある意味、死の世界。 次の春に向かって瞑想するような静かな世界です。
生命が活動を休止する前に、 なぜこのような美しさを 人間に見せるのかを考えていましたが、 星がブラックホールに吸い込まれる映像を見て、 なんだか、そのあたりがつながる感じがしました。
ブラックホールの先は、 また何かが新たに生まれるところに、 繋がっているのでしょうな。