6.オオアマナ
- earthspiraljp
- 2016年1月21日
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オオアマナ (Ornithogalum umbellatum) 別名:スター・オブ・ベツレヘム、オーニソガラム ユリ科 多年草
「光を受けるものから放つものへと変容せよ」
まっすぐに天を向いて咲く。
これは、光を放っているのだろうか、それとも、反射しているのだろうか。
まとまって一斉に白い花を咲かせ、大地を覆う姿は、
一つ一つの魂の輝きが地球を癒しているようにも見える。
人類としての責任。
天への献身、光を受けるものから放つものへの変容。
***
人がグループで集い、その中じゃないとわからないような何かを
共有している楽しげな雰囲気を見ると、何かうらやましさを感じる時がある。
かといって、そこに入りたいかというとそうでもない。
どうせ私は・・・、と卑屈になりさえもする。
または、自分の理想や正義を高々と掲げている人たちに対する嫌悪感。
自分の正しさを掲げるかわりに、何かを排除している、
そして、そうしている自分には気づいていない。
だんだんと、真理は一つではないことに気づいた時、
天を向いて屈託なく咲いていることをやめ、
しばしの沈黙に服するようになる。
そして、より深い愛を持って、再び一斉に咲きはじめた時、
それは、無自覚に何かを排除する無邪気さではなく、
思慮深く、癒しをもたらす光となり、周囲に届くようになる。
***
オオアマナは別名にスター・オブ・ベツレヘムというものがある。
キリストの誕生時に西の空に見たこともない星が輝き、
それが、救い主の誕生を意味することを悟った東方三博士が、
キリストを探し出し礼拝に来たという話がある。
それが、ベツレヘムの星である。
そして、植物たちはキリストの処刑の時に、とても大きなショックを受けているという。
この地球的な悲劇が、地上の隅々まで伝わっていったのであろう。
フラワーエッセンスでスターオブベツレヘムは、トラウマケアのレメディとして有名だ。
イエス・キリストは、地上に愛をもたらすために地球に誕生した。
そしてキリスト意識が1人1人の中にしみわたっていくことこそ、
キリストがめざしたところである。
魚座時代は宗教の時代、キリストの時代であったが、
今はすでに次の水瓶座の時代に入っている。
自分の外側の何かを信仰するのではなく、
自分の内側にあるキリスト意識=太陽を見つけ、
自分の中から輝きを放射していく時代である。
(しかし、自分を超える大いなるものを畏れ敬い気持ちは大事ですよ)
*観察不十分のため、今年引き続き観察したいと思います。
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