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6.オオアマナ

オオアマナ (Ornithogalum umbellatum) 別名:スター・オブ・ベツレヘム、オーニソガラム ユリ科 多年草

「光を受けるものから放つものへと変容せよ」

まっすぐに天を向いて咲く。

これは、光を放っているのだろうか、それとも、反射しているのだろうか。

まとまって一斉に白い花を咲かせ、大地を覆う姿は、

一つ一つの魂の輝きが地球を癒しているようにも見える。

人類としての責任。

天への献身、光を受けるものから放つものへの変容。

***

人がグループで集い、その中じゃないとわからないような何かを

共有している楽しげな雰囲気を見ると、何かうらやましさを感じる時がある。

かといって、そこに入りたいかというとそうでもない。

どうせ私は・・・、と卑屈になりさえもする。

または、自分の理想や正義を高々と掲げている人たちに対する嫌悪感。

自分の正しさを掲げるかわりに、何かを排除している、

そして、そうしている自分には気づいていない。

だんだんと、真理は一つではないことに気づいた時、

天を向いて屈託なく咲いていることをやめ、

しばしの沈黙に服するようになる。

そして、より深い愛を持って、再び一斉に咲きはじめた時、

それは、無自覚に何かを排除する無邪気さではなく、

思慮深く、癒しをもたらす光となり、周囲に届くようになる。

***

オオアマナは別名にスター・オブ・ベツレヘムというものがある。

キリストの誕生時に西の空に見たこともない星が輝き、

それが、救い主の誕生を意味することを悟った東方三博士が、

キリストを探し出し礼拝に来たという話がある。

それが、ベツレヘムの星である。

そして、植物たちはキリストの処刑の時に、とても大きなショックを受けているという。

この地球的な悲劇が、地上の隅々まで伝わっていったのであろう。

フラワーエッセンスでスターオブベツレヘムは、トラウマケアのレメディとして有名だ。

イエス・キリストは、地上に愛をもたらすために地球に誕生した。

そしてキリスト意識が1人1人の中にしみわたっていくことこそ、

キリストがめざしたところである。

魚座時代は宗教の時代、キリストの時代であったが、

今はすでに次の水瓶座の時代に入っている。

自分の外側の何かを信仰するのではなく、

自分の内側にあるキリスト意識=太陽を見つけ、

自分の中から輝きを放射していく時代である。

(しかし、自分を超える大いなるものを畏れ敬い気持ちは大事ですよ)

*観察不十分のため、今年引き続き観察したいと思います。

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